而今・十四代が定価で買える店
難しい銘柄の読み方

日本酒米 短稈渡船 読み方

 短稈渡船

 たんかんわたりぶね

九州福岡県産雄町が海を渡り滋賀で栽培され稈(わら)が 短く倒伏しにくい品種となり
九州より、海を渡った為、 渡船となり、短い稈の渡船、
短稈渡船(たんかんわたりぶね)と名付けた。
山田錦からみると、父にあたる。

吉久保酒造HPより

この酒米の名前が読める人は間違いなく日本酒マニアです。

ラベルにふりがなもありません。

居酒屋で頼む時はなんて頼めばいいでしょう?

「短いって書いてあるヤツ」

「船のヤツ」

でしょうか?

短稈渡船の田酒を置いている店はあまりないかもしれませんが、困りますね。

しかしよく考えたら「田酒の青いラベル」でいいですね。

話が終わっちゃいました。

短稈渡船の特徴

  • 酒米最高峰山田錦の父
  • 華やかな香り
  • 米の持つ甘み
  • 柔らかい口当たり

田酒にぴったりの米ですね。

この酒米の田酒は年末に山田穂(山田錦の母)と四合セットで販売されます。

この写真の田酒は恐らく来年になるでしょう。