墨廼江 宮城 墨廼江酒造
すみのえ
今日届いた宣伝メールの中にこの酒の名前がありました。
全く飲んだことの無い酒ですが、久しぶりに読めない銘柄が来たなと感心していました。
「墨」はわかります。「すみ」でしょう。「江」もわかります。
しかし「廼」これはなんだ?
「廼」
読める方いますかね?
調べてみると「すなわち」「なんじ」「の」だそうです。
普通に生活していると「なんじ」も「すなわち」も発することはないでしょう。
「何時?」はあるでしょう。
「すなわち」っていいますかね?
「すなわちこの銘柄はすみのえと読むんだよ」なんて言うと「ん?どうした?」となるでしょう。
「の」はあるでしょうが、こ廼「廼」を書くとやはり騒然となるのではないでしょうか?
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蔵元のHPが見当たらないのですがこの銘柄の由来を見つけました。
墨廼江の由来
太平洋と北上川の接する河口に開けた町”石巻”は江戸時代より千石船が多数往来する海路交通の拠点、彼の伊達藩の米の積出港として栄えたところでございます。
現在は世界三大漁場の一つ金華山沖の漁場資源をひかえ、四季を通じて新鮮な魚介類が水揚げされている東北きっての漁獲高を誇る港町として名を馳せております。弊社が構える住吉地区には昔より水を司る神様を祭った墨廼江神社(現・住吉神社)が鎮座しております。その由縁からか北上川西岸地区一帯は古来より墨廼江町と呼ばれておりました。
弘化二年(1845年)、海産物問屋と穀物問屋を営んでいた澤口家2代目当主 澤口安治がその「墨廼江」をそのまま酒名にして酒造りを行っていた商家より蔵を譲り受けて酒造業を開始することになりました。以来、品質本位の酒造りに専念し、長年多くの方々に支えられて今日に至っております。
大阪を思わせるような名前が出てきますが宮城県石巻市だそうです。
勉強になりますね~。