あっという間に6月です。もう今年も半分が過ぎ去ろうとしています。今年に入ってから何かいい意味での変化があったでしょうか？無かったでしょうか？私は有りません。早いな〜と思うばかりです。
私のことでは無いのですが、独立開業したばかりの知り合いが仕事が回って来ないとボヤキながら仕事を軌道に乗せるべくあれこれチャレンジしていました。私は偉そうに「絶対に世の中から必要とされる存在だから焦らずに地道にやろうよ」なんて励ましていたら、あることをきっかけにあっという間に休みが無いほど仕事が忙しい人になってしまいました。非常に嬉しくてめでたい限りなのですが、残念ながら私のことではなくて他人のことなんです。私は何も変わりません。これで良いのだろうか？と思いながらもブレることなく日本酒の紹介をしていこうと思います。
上半期に飲んで私が印象に残った日本酒3つをご紹介します。今年飲んだ日本酒ってどんなのがあったかな？と思った時にすぐに頭に浮かんだ酒です。人気の十四代・而今・花陽浴は外しています。私の印象に残っている日本酒は以下の3つです。
若波 純米大吟醸 令和記念酒
今年は改元の年ということもありたくさんの令和記念酒が発売されました。何か買おうとは思っていたのですがあまりにも種類が多くてよくわからない状態でしたので以下の基準をもとに購入しました。
- 自分の好きな銘柄
- 通常とラベルが違うだけでは無く、中身も特別な記念酒であること
- 簡単に買えること
これらの条件を満たしていたのが若波令和記念酒でした。
私は若波ならなんでもいいというわけではなく、年末に発売される純米大吟醸だけが好みです。そのため記念酒が口に合うのか合わないのかで少し不安がありました。しかし飲んでみると今まで抱いていた熟成酒の印象とは違った味でとても満足しています。現在、若波令和記念酒を飲みながらこの記事を書いているのですが、濃厚でバニラのような味わいがとても美味しいです。いい意味で期待を裏切ってくれて、半年間でとても印象に残る酒になりました。しかし残念なことにこちらは3年熟成の限定酒なのでこれっきりです。また形を変えて熟成酒が出るようなら購入したいですね。日の丸ラベルがカッコいいです。
土田 麹 九割九分
こちらは名前からして興味津々な酒で自分の口に合わなくてもいいだろうと思いながら購入した酒です。しかし結果的にこれも大成功で今まで味わったことのない濃厚な味わいでした。さらに酸味と柑橘系の味が同居した不思議な味のする酒でして、私はとても気に入りました。他の土田酒造の違う酒も購入しましたが、その酒は私には合いませんでした。しかしそれはれで突き抜けた味で好きな方はもの凄く好きなんだろうなと思わせる面白い酒でした。土田酒造はそんな突き抜けた酒を造る蔵ということで今後も新しい酒が出たら飲んでみようと思っています。アフターケアといいますか、非常に営業熱心な蔵でして蔵の見学会の案内や送料改定の案内などを送って下さいます。非常に情熱を感じる酒蔵です。
羽根屋 純米大吟醸５０ 翼
私は花陽浴が好きです。しかし近年花陽浴が買いにくくなる中で花陽浴に替わる酒を探しています。そんな時に出会ったのが羽根屋です。なんかCMで聞いたようなセリフですね。この純米大吟醸50翼は花陽浴に近い味を感じました。たかちよもいいのですが羽根屋もいいですね。あまり羽根屋は飲んだことが無かったので今後は羽根屋の違う種類も購入していこうと思っています。
2019年上半期とても気に入ったツマミ２選
日本酒のお供に欠かせないツマミを2つ取り上げます。私が酒を飲むときは何も食べないか、これらを食べるかのどちらかです。
かちわりの種
塩バタピー
こちらはその名の通り塩味がよく効いたピーナッツです。減塩ピーナッツはよく見かけますが、私は塩味が効いているピーナッツが好きです。あまり見かけないので貴重です。
今回紹介した日本酒もツマミも悩むことなくすんなり頭に浮かびました。ツマミはいつも食べているものです。酒は3つとも初めての味わいで新鮮な驚きがありました。下半期もそんな良い酒との出会いがあれば良いなと感じています。
一方で2019年上半期は人気酒の販売方法もかなり変化したように感じます。2019年上半期抱き合わせ３選も書いてみましたが、こちらはあまり前向きな話では無いので書いてみたものの公開していません。酔って判断力が低下している時に公開しようかと思っています。
