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買って良かった令和記念酒 若波 純米大吟醸

平成から令和に元号が変わり、様々な令和記念酒が発売されました。
全部まとめてみようかと思ったのですが、あまりにも多すぎるので断念しました。

平成元年醸造の熟成酒も多数販売されています。
これは値段が高いですし、30年熟成というのはそれだけで貴重です。
平成元年生まれの方の誕生祝いだったり、結婚祝いのような記念に飲んだり贈答用にするもので、個人で飲んでああだこうだ言うものでもないかなと思って購入しませんでした。

しかしそんな中でも自分の気に入っている銘柄ですと気になります。
今回紹介する若波は年末に発売される純米大吟醸が抜群に美味しくて気に入っている銘柄です。今回の令和記念酒は3年熟成ということで特別感もあり、買いたいなと思いながらも冷蔵庫が一杯なのでどうするか迷っていました。しかしこれは今後は飲めない特別な酒である可能性が高いことと、「限定」に私は弱いので購入することにしました。

若波 令和記念酒 純米大吟醸

  • 酒米 福岡産 山田錦100%
  • 精米歩合 35%
  • アルコール分 16%
  • 醸造年度 平成27年
  • 平成31年4月出荷
  • 3,000円 税別
  • 720ml

3年熟成とはどんなものなのか気になります。この3年熟成はうっすらバナナですね。うっすらバナナとうっすらバニラがブレンドされた味がします。バナナと言えば奈良萬ですが、あそこまでバナナではなく、もう少しバナナは穏やかでバニラの上品な甘みが感じられます。そしてキレが良いですね。あっさりしていて飲みやすいです。想像していた熟成酒とはかなり違っていました。もちろん良い方に違っていました。熟成酒といえば、黄味がかっていて燗した方が美味しいというイメージがあったのですが、全くそんなことはありませんね。

おすすめする方

様々な令和記念酒が発売されています。私は「普通の銘柄と記念酒はどう違うの?ラベルだけじゃないの?」と感じていました。しかし若波はいつもの若波とは違う味わいがします。そして当然美味しいです。令和記念酒はそろそろ落ちついてきている頃ですが、もし「そういえば令和記念酒買わなかったな。でも何か買っておきたいな」という方がいらっしゃれば、こちらをお勧めします。令和記念酒とは関係ありませんが、バナナ強めが良いのであれば奈良萬です。

令和記念酒は買って良かった

様々な銘柄で発売された令和記念酒ですが、何が特別なのかあまりよくわからず見送りかなと思っていました。しかし飲んでみて若波はラベルだけでは無い特別な酒だったなと感じました。やはり好きな銘柄で令和記念酒が発売されたのなら、いつも飲むのと何が違うのか比べるだけでも楽しいかもしれませんね。今回の若波はラベルが日の丸を模していて、お洒落なところも気に入っています。