而今・十四代が定価で買える店
而今

而今 にごり酒が買いたくて四時間かけて特約店に行ってきた

往復四時間かけて特約店に行ってきました。
以前而今が買えなかった往復三時間の店とは別の店です。
今回の店はプレミア酒が抱き合わせ無しで定価で買える優良な店です。

そろそろ「而今 にごり」の発売される時期なので情報収集です。
まだ発売されていないのは知っています。
発売は11月になるのか12月なのか情報収集と、あわよくば何か良い酒がないかと期待して往復四時間かけて特約店に出かけたのです。交通費も三千円かかります。

久しぶりに「黒龍 しずく」を飲んでみたいなんて思ってました。
ここは「しずく」はあまり人気が無くて毎年販売一週目では売り切れません。
そろそろ発売の時期かななんて思っていました。

本当は開店すると同時に行くつもりでしたが諸事情があって閉店前になってしまいました。
しかしそれはそれでいつもと違う店内の光景が見れたので良しとしましょう。

而今 にごり酒 販売情報

肝心の而今 にごりの販売情報はありませんでした。
以前は店に販売予定を掲載してくれていたのですがやめてしまってようです。残念。
店の人に聞いてもあいまいにはぐらかされます。結局何の収穫もなく帰宅することになりました。

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三千円使って、四時間かけて移動して、そして何も成果無し!!

m9(^Д^)プギャー

しかし店には通わなければならないのです。

店頭じゃないと本当の情報は出ない

ネットで情報収集できるじゃないかと思いますよね?

残念ながら店はネットで販売情報を発信していても大事な情報だけは載せないケースがあります。

「店に足を運んでくれるお客さんのために」という思いがあるようです。

以前ずっと店のHPをチェックしていたのに、いつの間にか目当ての商品の販売が終わっていたことがあります。店でしか告知しなかったそうです。販売が終了したことだけがHP上に掲載されていました。
「なんで終わったことだけ載せるんだよ」とその時は思いましたが
恐らくいつ販売するのか問い合わせが多かったのでしょうね。

プレミア酒の特約店情報は検索すれば簡単に出てきます。しかし店を知ったところで目当ての酒は買えません。いつ販売されるかはわかりませんし、わかったところで販売条件があって買えないケースが多いです。
そのあたりの情報はこちらに詳しく書きましたので一度ご覧になって下さい。
こちらでは店の名前の調べ方や一部店の名前も出しています。
また販売時期を知る簡単な方法も載せています。

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現状プレミア酒を買う一番コスパの良い方法は
ネットでプレミア付きで買うことです。
ポイントが付きます。待っていれば宅急便が家まで持ってきてくれます。

わざわざ店まで出向いて販売時期を調べる必要もなければ、
要らない酒を抱き合わせで買う必要もありません。
四時間かけて店に行って空振り。
以前は三時間かけて違う店に行きましたがいつの間にかポイント制になっていてポイントが無いため買えませんでした。いかがでしょうか?

私はさほど気にならないくらいイカれていますが
普通の人は怒りそうです。あるいは落胆しそうです。

なぜ特約店に通うのか

ではなぜ私がこの特約店に行くかというと、この店は販売条件無し・抱き合わせ無しです。
それともう一つの理由は十四代だけはポイント制で販売しています。
店で買わないとポイントがつきません。
今年はあまりこの店で酒を買ってないのでポイントが貯まっていません。
そのため今年は十四代は一本しか買えませんでした。
今年は12月が最後の販売になります。

「十四代買うために要らない酒を買ってんの?」

私はそろそろブランドに頼らない日本酒選びをしたいと思っています。
そのためとりあえずこの特約店に置いてある気になる酒を飲みつつ
ポイントも貯めようというところでした。

けれど十四代もたくさん飲めたし、他にネットで普通に買える美味しい酒をたくさん見つけたのでもう店通いは今年で止めようかなと思っています。
来年からは十四代・而今は卒業してブランドに頼らない美味しい酒探しですね。

私が店の名前を書かない理由

今回行った店は例外的に十四代以外は販売条件無し、抱き合わせ無しで酒を売っていますが
他の特約店は十四代・而今自体は定価で買えても他の酒も複数買わなければならないようになっていますので結局プレミア付で買うのと金額は変わりません。さらに余計な酒も買わないといけない上に情報収集にも時間を取られます。そもそも店の人は十四代・而今あたりになると販売情報は教えてくれません。だから店の名前を書いても買えない可能性が高いので意味がないのですね。

かえって店の名前を書くと、その店に電話の問い合わせが増えて販売条件が厳しく変更になることが予想されます。以前とある優良店がその影響で而今が買いにくくなったことがあります。
而今を買ったことをネットで成果報告していた人たちがいました。
その情報が出る度に買い占め集団が現れたり
在庫確認や取り置き依頼の電話が絶えなかったそうです。
店名を知ったところで、買えない上に普通に買えていた人が買いにくくなるということです。誰も得しません。

しかし私は以前十四代の特約店の名前を一部掲載しました。
なぜかというと

  • その店で買うような変わった人はいないだろう
  • 買えるような条件じゃないから誰にも迷惑が掛からないだろう

という見込みと、

  • 抱き合わせってこんなにエグい※焼酎との抱き合わせがあります。

という実態を知って頂きたかったからなんですね。

閉店間際の売れ残り六選

せっかくなのでいつもは開店と同時に店に入るので見れなかった光景をお伝えします。
閉店間際の在庫状況

  • 田酒 百四拾 紅葉
  • 田酒 生酒
  • 田酒 古城乃錦
  • 飛露喜 純米大吟醸
  • 高砂 純米大吟醸 3,000円
  • 高砂 200周年限定 生酛純米大吟醸 6,000円

これらが大量に余っていました。
特に高砂は冷蔵庫の一角に綺麗に前から後ろまで一糸乱れぬ整列をしていました。
それは他の棚が売れまくって雑然としているなか、その一角だけ日体大の「集団行動」のように整然としていて、とても美しい光景でした。木箱が店のライトに反射して輝いていましたね。この店は販売条件無しです。抱き合わせもありません。しかし高砂は而今の抱き合わせになるなんてことはないのでしょうか?
もしかしたら翌日に備えて品出ししたのでは?と思われるかもしれませんがそれは違うのです。売り切れでガラガラになっている棚が結構あるので品出しはしていません。
そういう店です。

値段と期待が高すぎたのかもしれません。
しかし来年はさらなる進化を遂げているはずです。
いつか「高砂って最初はあり得ないくらい売れ残ってたな~」なんて語られる日がくるでしょう。
実際5年前は而今の一升が販売2日目の夕方でも普通に買えましたからね。
別の店ですが、花陽浴も発売して三週間残っていたので毎週買いに行ってました。
花陽浴はさほど人気が無いころから買っていていくつかルートが残っているので安心ですが
両方とも今は中々手に入りにくくなっています。
高砂もいずれそうなる!!!・・・・はず??

人気の無い酒でも美味い酒はある

プレミア酒以外にも美味しい酒はあります。
また、多くの人が十四代と間違えてしまうようなさほど有名ではない銘柄もあります。
そういった酒なら販売制限もありませんので普通に買えます。
来年からはブランドに頼らずに美味い酒を開拓していく年にしようかと思っています。

すでに今年は私の大好きな「花陽浴」に似た酒を探し続けた一年で、
収穫もありました。それについてもまた書いていこうと思っています。
しかし何はともあれ「而今 にごり酒」だけは何としてでも手に入れたいところです。