而今・十四代が定価で買える店
日本酒雑記

最高級日本酒 無二 黒龍酒造 四合50万円!! 

日本一高い日本酒とは?

日本で一番高い日本酒ってなに?って質問すると

ほとんどの方が「十四代」と答えるのではないでしょうか。

十四代の中でも「龍泉」はプレミアがつくと最高値になります。

プレミア価格¥400,000~¥500,000

しかしこれはプレミアがついての話しで定価ではありません。

定価 ¥16,000

龍泉がなぜそんなにプレミアがつくのか、

高値になるのかはまた別の機会にご紹介致します。

日本一高い日本酒「無二」が2018年9月より販売

黒龍酒造より9月から「無二」が発売されます。

無二 純米大吟醸 東条山田錦 精米歩合35%

2018年度販売本数は約2800本

  • 2012年度
  • 2013年度 最高値
  • 2014年度
  • 2015年度 最安値

最高値は2013年度 50万円

2013年度の味が抜群だそうです。

50万円するにも関わらず、

すでに予約の段階で売り切れている特約店もあるようです。

50万円というと消費税だけで4万円!!!です。

「無二 2013 500,000円」

酒のタケウチより

無二 はなぜそんなに高いのか?

無二は氷温熟成酒です。

「石田屋」「仁左衛門」「しずく」等の高級日本酒を発売している黒龍酒造が

日本酒はワインにも劣らぬ価値があるにも関わらず

市場で価格で評価されていないのではないかということで

市場での高い評価を求めて、

高い付加価値をつけて販売するに至ったということです。

「4本セット 1,480,000円」


酒のタケウチより

日本酒の高級化、適正価格を目指す

日本酒はウィスキーやワインに比べて単価が安いです。

最近になって、ようやくプレステージマーケットと呼ばれる

1万円~10万円の高額商品が発売されるようになりましたが、

まだまだ主力商品は1升でも5千円以下の商品ばかりです。

しかも人気のある銘柄は特約店でも抱き合わせや抽選なので中々購入できません。

販売時期もわからない上に人気銘柄に関しては、販売時期を問い合わせても

答えてさえくれません。なかなか閉鎖的な業界です。

そこで特約店を通さずに購入をしようと考えた場合、

プレミア価格がついています。

「而今」「十四代」は日本酒の中でもプレミア価格のつく代表的な銘柄になります。

十四代の龍泉は定価¥16,000ですが

特約店以外で購入すると¥400,000の価格になります。

而今も「而今 特別純米 無濾過生 1800ml」が定価¥2,800にも関わらず

プレミアがついて¥20,000の価格になっています。

これは市場における商品の正当な評価と言えるのではないでしょうか?

それならば、最初から蔵元がその商品に見合った、

正当な適正な価格を設定できればいいのではないのでしょうか。

「無二」は日本酒の適正価格を求めた、

蔵元の新たなチャレンジと言うことができそうです。

無二の定価は?

今の段階では高い評価を得た2013年度が¥500,000で売られているのが

確認できています。

すでに予約の段階で売り切れている店もあるようです。

なお、2012年度~2015年度まで各1本合計4本で¥1,480,000で

販売している店舗もあります。

消費税だけで何と¥118,400!!!!!です。

どんな人が買うのでしょうか?味よりもむしろそっちに興味があります。

しかし今の段階でいくらで売り出すかは決まっていない店舗もあります。

2013年が高評価を得たということは2012年は熟成が進み過ぎていて、

2014年2015年はまだ若いという評価を受けたのかもしれません。

2014年15年に関してはさらに独自に熟成をさせて価格を設定する店舗もあるようです。

 

無二はどうやったら買える?

まずはお金を貯めましょう。 笑

各年度を買おうとすると今確認している限りでは¥1,480,000です。

そして肝心なことですがネット販売されています。

日本酒業界はなぜかネット販売の禁止を

特約店に対して通達している蔵元もあるようです。

販路を多数持つことに必死になる業界が多い中で時代遅れも甚だしいのですが、

こういう流れも「無二」は変えてくれるでしょう。

価格が価格だけに恐らく今までの日本酒の販売方法とは変わるはずです。

無二を飲む人ってどんな人?

こんな高級日本酒を飲む人はどんな人でしょうか?

「高い日本酒を造りましたよ。手間暇かけて造ったのでこれだけ高いんですよ。この価格に見合った価値がありますよ。」

と言ったところでどれだけの人に伝わり、購入の行動に移るでしょうか?

あるいはどういうシチュエーションでこの酒を飲むことを提案できるのか

世間での認知度、無二を飲むことに対するステータス、ブランディング等必要になってくるでしょう。

それが無ければただ単に高いだけの酒です。

ワインで言えばロマネコンティ。シャンパンならドンペリ。

恐らく酒にも詳しくない人でも多くの人が高級ワイン高級シャンパンだということを知っているはずです。

日本酒といえば「無二」という時代が来るのかどうか、

また他の蔵元も無二を超える日本酒を造ってくるのか注目です。

日本酒 無二の売れ行き

販売開始が9月20日でした。

私の行きつけの店では販売開始前から予約で完売だったそうです。

そして一番人気は2013でした。

何故かというと発売前の品評会で一番評価が高かったからですね。

そしてとある店舗での提供価格はなんと!!!

「無二 2013」

90ml 28000円
45ml 15000円
10ml 5000円

いかがしょうか?