而今・十四代が定価で買える店
おすすめの日本酒

若波酒造に名前の無い激ウマの酒があるらしい

名前の無い日本酒があるそうです。ラベルには、表示義務のある記載事項だけしか書いていないそうです。先入観無く飲んで欲しいという造り手の思いがあるようですね。新潟の「村祐」や ひらがなの「たかちよ」も確かそうでしたね。しかしこれらの酒も、流石に酒の名前はラベルに記載してあります。

名前の無い日本酒はラベルに名前が書かれていないそうです。「そんなことあるの?どうやって呼んだらいいの?」と思いますね。居酒屋で出すときは商品名をどうつけるのでしょう?困りますね。

若波 シークレット

私の好きな「若波」の酒です。「シークレット」という名前があるじゃないかと思いましたが、特約店での通称のようですね。流石に名前が無いと「あの名前の無いヤツ」とか「よくわからんヤツ」とかおかしな名前が定着してしまうかもしれないので、賢明なのかもしれません。

若波は年末にでる純米大吟醸と昨年一度きりだった令和記念酒が非常に美味かったのでこの2種類だけは気に入っています。3年熟成の令和記念酒は「毎年記念して出したらいいじゃないか」と思うのですがダメなんでしょうかね?それだけ美味しかったです。期待して飲んだ他の銘柄はリピートしていません。この「シークレット」はどちらの部類に入るでしょうか?

どんな味か?

「先入観を持たないで欲しいと言ってるんだからネタバレするなよ」と思いますよね。もちろん飲んだことがないのでわかりません。
しかし見てしまいました。醸造アルコールという記載があるのでアル添酒のようです。アル添だとスッキリした感じなのかなという先入観があります。「アル添ならパスかな」買おうと思っていた気持ちが揺らぎかけています。

この先入観がよく無いのでしょうね。よく無いのでしょうが、アル添だと恐らく飲まないような気がします。昨年も悩んだ末買いませんでした。今年も買わないような気がします。しかし気になります。なんと無くモヤモヤしますが、興味のある方は話のタネに飲んでみてはいかがでしょうか?

名前の無い酒は人間関係の潤滑油になる可能性がある

二人きりになると気まずい関係性の人と、どうしても二人きりにならざるを得なくなる時というのが年に何回かあります。開き直ってスマホをいじり倒すか、必死に間を埋めて気まずい空気が生まれないようにしないといけません。

「この前飲んだ酒が超美味しかったんですよ」
「何ていう酒?」
「名前は無いんですよ」

なんてあらかじめ瓶の写真を撮っておいてその写真を見せながら話しをすると、3分くらいは間が持つかもしれません。もしかしたらそこから日本酒の話に持ち込んで話を広げていくと、案外打ち解けたりするかもしれません。而今のにごりを苦労して買った話よりかはマニア性が薄れていいような気がします。さほど親しく無い方との人間関係の構築に「若波シークレット」はいかがでしょうか?

どこで買えるのか?

どこでも買えるわけでは無さそうです。しかし日本全国誰でもネットで買えるようですね。以前紹介しました而今が買える店で予約をしています。

余談ですが 酵母違いの日本酒が美味い

ここまで買いて思い出したのですが、この時期に酵母違いで発売される「山本 6号・7号酵母」は瓶にラベル自体がありませんでした。酵母違いの日本酒というのは珍しい上に美味しいので、酵母違いの酒を体感する飲み比べにいかがでしょう?

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