而今・十四代が定価で買える店
日本酒雑記

ラベルで買いたくなる日本酒

日本酒を買う時に、味はよくわからないけど瓶やラベルがカッコよかったり、おしゃれで思わず買いたくなることってないでしょうか?
私は大量に日本酒が発売されるこの年末に、日本酒は買わないと決めていたのですが我慢ができずに買ってしまいました。

不覚でした。

うかつでした。

油断をしていました。

今我が家には一升瓶が16本、四合瓶が18本で
400Lの冷蔵庫が日本酒でいっぱいになっています。
これらの日本酒を飲み切ってからじゃないと新しい日本酒は買ってはいけないと思っていたのですが、それでも買ってしまうほど魅力的な酒がこちらです。

ちえびじん LOVEPINK 1800ml

「LOVEPINKって。乙女かよ!!」

と思われるかもしれませんがこれは脳に焼き付いて離れないですね。
買うのは止めておこうと思ったのですが気になって仕事中も頭から離れません。
3年前に買いそびれてから再び買う機会が訪れたわけですが
年に一回しか買えませんから今回買わなければまた来年です。
1年間心に引っかかったままにするのはツラすぎます。もう買うしかないだろうと決めて買ってしまいました。しかし絶妙なネーミングとラベルですね。
絶対売れますよね。

しかし見た目だけではありません。
その魅力を特約店が語っています。

特約店の紹介文です。

2014年10月に訪問した際、タンクを覗きこんでビックリ!!

何とピンク色のもろみが元気にボコボコしているではありませんか。

そのもろみが佐野屋で初めて取り扱うお酒「LOVE PINK」です。

なぜ、ピンクなのか。決して着色している訳ではありません。

秘密は酵母!

このお酒には「赤色清酒酵母」が使用されています。

この酵母が醗酵の過程で淡いピンクに発色することでこんなにもキレイなピンクのお酒になるんです。

蔵から届いたサンプルを眺めていると蔵訪問の感動が蘇ります。

栓を開けると爽やかな香りが飛び込んで来ます。

イチゴです!イチゴ!

中野さんがもろみの説明をして下さった時の笑顔を思い出します。

本当にイチゴの甘く爽やかな香りなんです。

飲んでみると、とろーっとした滑らかな舌触りと甘味がとても心地良い。

また、アルコール度数が低いこともあってとにかく飲みやすく、軽快に楽しんで頂けます。

このお酒でしたら、甘いお酒がお好きな女性や、日本酒を飲まれたことが無い方でもクイクイいけると思います。

お燗が好きな方は是非試してみて下さい。

ピンク色でもやっぱりにごりはお燗がウマい!

商品の性質上、規格が1升瓶のみなので、どちらかと言うと飲食店様向きではありますが、個人の方でしたら、是非パーティーで出してみて下さい。

沢山の人が集まるシーンではこういう飲みやすいお酒は大活躍してくれますから。

毎年恒例とは言え、新酒1発目がピンクのお酒だということで驚かれた方も多いのではないでしょうか?

実は「赤色清酒酵母」は繁殖力が弱い為、もろみの温度管理がとても大変。

こういうお酒がきちんと造れるということは、それは即ち技術力の高さの証!

皆様に胸を張ってオススメ出来る「ちえびじん」の新酒です。

佐野屋HPより

ピンク色になっているのは着色ではなく酵母の力だそうです。
不思議です。素敵です。
苺の香りがするそうです。
わくわくしますね。
一升瓶しかないのが残念ですが買って悔いなしです。
まだ飲んでもいないのに・・・・

日本酒を飲めない方にも気軽におすすめできますね。
特に女性にはすすめやすそうです。

「LOVE」「ハート」「ピンク」

ですぐ女性と決めつけるのもなんですが
私のような、もう日本酒を買わないと決めている男性でもつい引き寄せられてしまいます。
しかしさほど人気があるわけでもないのか定価で買えます。
こんなに売れそうなのに、発売してからしばらく経ってもまだ買えます。
抽選も抱き合わせもありません。

し・か・し

今年からなぜか条件つき販売を始めた特約店も2件ほど確認しています。
お決まりの「3,240円以上他の酒もお買い上げの方のみ」という条件です。
売れているのでしょうか?恐らく今でも売れているのでしょうが、
来年からは「仙禽 雪だるま」のように爆発的に売れてしまうのでしょうか?
今年は未だ条件無しで定価販売している店ばかりです。
売り切れの店も続出していますが12月27日現在未だ残っているようなのでチャンスです!!