而今・十四代が定価で買える店
おすすめの日本酒

MAKUAKEから熟成日本酒発売のお知らせ

MAKUAKEをご存知でしょうか?

簡単にいうとクラウドファンディングのサービスを行なっているサイトです。

一度ご覧になった方が早いかと思いますのでリンクを貼ります。

Makuake 日本各地の銘酒をマイナス5度でじっくり熟成。未体験の美味しさを

ここがどうしたんだ?

という話ですが、こちらでは割と頻繁に日本酒のクラウドファンディングが行われています。

昨年は木屋正酒造と、とある特約店がワイン樽を使って日本酒の熟成プロジェクトを行いました。

その時出来上がったのが、この間十四代とセットで発売されていた「名張」ですね。

確か200名の募集で720ml 10,000円だったと記憶しています。

まだ飲んでいないので飲まないといけません。

さらには東京農大の学生が造った日本酒「農学原酒」の募集も行われました。

これは割と早めに飲み切りました。

そんなMAKUAKEでまた面白い企画が始まっていましたのでご紹介致します。

氷温熟成した日本酒を販売

さくら酒店という岐阜県の酒屋さんの企画です。

企画の意図を読んでみました。

非常に情熱的なので要約することができません。

直接リンク先に飛んで読んでいただけたらと思います。

序文だけ引用させて頂きます。

  1. 銘酒をマイナス5℃で熟成。ベストな飲み頃のお酒を月に1本お届けします。
  2. お酒に「立体感」を。フレッシュながらも熟成した、未体験の美味しさです。
  3. この厳しい状況のなか、お酒造りの文化を守る蔵元の助けになりたい。

全国の酒蔵から仕入れた日本酒を氷点下で貯蔵するという、
国内でも珍しい酒屋の「さくら酒店」。
私たちが自信を持ってセレクトした名だたる銘酒を「マイナス5℃」という温度で保管することにより、フレッシュながらも熟成した日本酒の“立体感”を体験できるという、日本酒好きのみならず日本酒が苦手な方にも試していただきたいプロジェクトです。

MAKUAKEより

酒を熟成させて付加価値をつけるというのは面白いですね。

熟成させた酒を販売している酒屋さんは何店舗か知っているので、

あまり一般に出回らないだけで、割と多くの店がやっているのかと思っていたのですが

そうでも無いようです。

熟成した日本酒といえば、「若波 令和記念酒」は非常に美味しかったですし、

昨年の新政頒布会では、今年が飲み頃になっている銘柄がありました。

新鮮な日本酒も美味しいのですが、熟成酒が増えると酒の楽しみ方が増えますね。

ただ店にとっては熟成させている間は売上が上がりませんから、

資金繰りを考えるとそう簡単に大量に熟成させるわけにもいかないのでしょう。

また設備投資も必要かもしれません。

コストがかかるという意味で酒の熟成は店の経営的に難しいのかもしれませんね。

しかしそう考えると、今回のように先にお金を払ってもらっておいて熟成させるというのは

理にかなっていますね。

話は変わりますが、サントリーが20年くらい前に

ウィスキーの樽ごとのオーナーを募っていました。

オーナーズカスクでしたね。

当時私はウィスキーにはまっていたのでどんなものか調べました。

一つの樽で数十万から数百万するので手も足も出なかったのを覚えています。

オーナーズカスクはオーナーが望む時まで熟成させてくれるそうです。

当時買った方は現在のようにウィスキー不足になるとは思わなかったでしょう。

良い買い物でしたね。

話が逸れましたが、日本酒の熟成はコストを考えると商売的に割に合うのでしょうか?

やはりそういう場合は酒の単価を上げないといけませんね。

付加価値をつけて良い酒を提供してくれるのだから、

その分飲み手が負担するのは当然だろうと思います。

どんな酒が飲めるのか?

気になるのはどんな銘柄がいくらで飲めるのか?というところです。

表にまとめてみました。

  1. 1ヶ月コース 3,960円
  2. 2ヶ月コース 7,480円   1本/3,740円
  3. 3ヶ月コース 10,560円 1本/3,520円
  4. 6ヶ月コース 19,800円 1本/3,300円
  5. 12ヶ月コース 36,960円 1本/3,080円

※全て四合瓶(720ml)

品名 コース
1 2 3 6 12
8月 文佳人 雄町 純米吟醸 マイナス5℃ 2年半熟成
9月 山の井 60 マイナス5℃ 1年半熟成
10月 THE REBIRTH Time-Machine TOKI-ROMAN 生原酒
マイナス5℃ 8ヶ月熟成
11月 津島屋 吟風 純米 無濾過生原酒 マイナス5℃ 10ヶ月熟成
12月 七田 雄町 七割五分磨き 無濾過生原酒 マイナス5℃ 1年熟成
1月 勝山 献 純米吟醸 マイナス5℃ 1年熟成
2月 射美 WHITE 無濾過生原酒 マイナス5℃ 1年熟成
3月 楽の世 山廃純米 無濾過生原酒 マイナス5℃ 1年熟成
4月 WAKAZE France Sake さくら酒店PB マイナス5℃ 6ヶ月熟成
5月 伯楽星 純米大吟醸 マイナス5℃ ?ヶ月熟成
6月 作 雅乃智 中取り純米大吟醸 マイナス5℃ ?ヶ月熟成

6ヶ月12ヶ月コース限定で申し込み可能

  • DATE7 EpisodeⅣマイナス5度 7ヶ月熟成 2,970円
  • DATE7 EpisodeⅤマイナス5度 1年8ヶ月熟成 2,970円

申込人数限定

この企画は申し込み人数が限定されています。

すでに1番高い36,960円の12ヶ月コースは完売しています。

凄いですね。

やはり良いものは売れるということなのでしょう。

しかし他のコースでも熟成酒とそれぞれの2BYで飲み比べることができますね。

熟成した酒と発売直後の酒はどう違うのか。

造った年が違えば同じ銘柄でも別物なんでしょうが、

飲み比べてみるのも面白そうです。