而今・十四代が定価で買える店
おすすめの日本酒

水のようにグイグイ飲める日本酒 寶劍(ほうけん) 魂心のしぼりたて

12月も半ばに入って、思いがけず他の酒には無い印象的な味の酒を飲みました。その酒は「西田六十」ではなく「花陽浴にごり」でもなく「寶劍 魂心のしぼりたて」です。

寶劍 魂心のしぼりたて

酒米 八反錦
精米歩合 60%
720ml 1,500円
1800ml 3,000円
広島県呉市 宝剣酒造
特別純米酒 12月14日搾り

他の酒にない味だと非常に印象に残ります。「魂心のしぼりたて」はどう印象的かというと、濃厚な味ではなく、物凄く香り高いわけでもないのです。

私の好む、甘くて香りが良い日本酒とは全く反対で、水のようにグイグイ飲める日本酒です。香りは穏やかで味は濃厚ではありません。まるで「いろはす 日本酒」を飲んでいるかのような、まろやかな味わいです。もちろん香りもあるのですが、花陽浴のように派手な甘みや香りがあるわけでははなく、穏やかでキレの良い甘みで非常に飲みやすいです。いくらでも飲めます。しぼりたての日本酒というのはこんなものなのか!と思わせてくれる、他の酒では味わえない日本酒です。

 

寶劍 魂心のしぼりたては飲んでも酔わない

私は日本酒は二合が限界です。一合飲むと顔が真っ赤になって心臓の鼓動が早くなり始めます。二合飲むと心臓がばくばくして眠くなってきます。起きていられればひたすら水を飲むだけになるのですが、魂心のしぼりたては二合飲んでも酔わないのです。嘘みたいです。何ででしょう?たまたまでしょうか?

そしていくらでも飲めるのです。こんなことはあり得ないので驚いています。普通日本酒を飲めば起こるはずの反応が私の身体に起こらないのです。何なのでしょうか?謎です。

流石に一升全部飲もうとは思いませんが三合飲んでも平気です。新鮮な酒というのはこういうものなのでしょうか? ※当然酒を飲んでの身体の反応には個人差があります。

結局、現在五合飲みました。量が飲めれば偉いわけではないのですが、以前一升瓶で3本4本と買っていたのはこれだけ飲みやすかったからだと思い出しました。私の好みの酒は甘くて香りが高い酒です。しかしこういった水のようにスイスイ飲める酒も良いものだなと改めて思いました。

魂心のしぼりたてが飲めるのは今だけ

魂心のしぼりたては、その日に絞った酒を(広島在住の方は)その日のうちに飲める、蔵で飲むのと同じ鮮度の酒が飲めることが売りです。飲んでみると鮮度が良い酒はこんなに違うということがはっきりとわかります。

今まで飲んできた鮮度の高い酒はピチピチして発泡感があることが特徴でしたが「魂心のしぼりたて」全く違います。残念ながら大和屋酒舗は売り切れています。大和屋の近所の山田は未だ在庫があります。大和屋は完全予約制の12月14日出荷でしたので買える店は今のところ山田だけです。これを逃すと1年待たなければなりません。

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