十四代・而今両方とも定価で購入できる店は有るということをお伝えしました。
しかしそれぞれ定価で購入できたとしても、
一緒に他の酒も買わないといけない場合がほとんどなので
結局プレミア酒として買っても出費は変わらないか、場合によってはプレミア酒で買ったほうが安いということもお伝えしました。
むしろプレミア酒で買ったほうが楽です。詳しい理由はこちらに記載していますのでどうぞご覧ください。
※特約店も一部記載しています。

Contents
- 1 十四代・而今は本当に値段に見合った美味しい酒なのか?
- 2 私が飲んだことがある、おすすめの十四代
- 3 十四代 本丸 秘伝玉返し 1800ml
- 4 十四代 中取り 純米吟醸 播州愛山 1800ml
- 5 十四代 極上諸白純米大吟醸 720ml
- 6 十四代 吟撰 吟醸酒 生詰 1800ml
- 7 十四代 角新 純米吟醸 1800ml
- 8 十四代 七垂二十貫 720ml
- 9 十四代 中取り 純米吟醸 愛山 1800ml
- 10 而今 純米吟醸 吉川山田錦
- 11 而今 純米吟醸 東条山田錦
- 12 而今 純米吟醸 山田錦 火入れ
- 13 而今 純米吟醸 愛山 火入れ
- 14 而今 純米吟醸 八反錦 火入れ
- 15 而今 純米吟醸 千本錦 火入れ
- 16 而今 特別純米 火入れ
- 17 而今 純米吟醸 雄町 火入れ
十四代・而今は本当に値段に見合った美味しい酒なのか?
そして今回お伝えしたいのは十四代・而今はプレミアで買うほどの酒なのかということです。
ワイン・ウィスキー等は熟成していればいる程値段が高い傾向にあります。
しかし日本酒の場合は定価では高くても30,000円程度までです。
例外として「無二 黒龍酒造」があります。
これは新しい試みです。詳しいお話しはこちらでどうぞ。
2012年~2015年の4本セットで150万する店もあります。
しかもこれは定価です。

しかも最高峰とされる「十四代 龍泉」は15,000円です。
而今に至っては、四語瓶はほぼ6,000円以内で買えます。
※例外的に5,000円台のものが数点あるだけでほとんど3,000円以内です。
残念ながら一升瓶は手に入りません。
抽選や頒布会のラインナップに入っていることはあります。
日本酒は定価が異様に安く、プレミア価格が本当の市場価値のような気がします。
しかし本当にそれだけの価値があるのでしょうか?
プレミアがついているということはそれだけの価値があるという認識をしている人が多いということのようにも思えます。
しかしそれはもしかしたら、ただ単に希少性があるからだけかもしれません。
品薄商法というやつですね。商品の生産量を少なくして購買意欲を湧かせるということですね。
十四代・而今の美味しさを表現します。
私は40種類の日本酒の銘柄をブラインド(銘柄をわからないようにした状態)で当てる試飲会に参加したことがあります。
而今と花陽浴は当たりました。それともう一つだけ飛び抜けて美味しい酒があったのですが飲んだことの無い酒だったので分かりませんでした。
それが十四代です。
他の参加された方も、而今は明らかにわかるけれども、
この飛び抜けて美味しい酒はなんだろうという様子でした。
やはり飲んだことの無い酒はいくら美味しくても何の酒かわかりません。
隠されていたラベルが見えて十四代だったことがわかった時から行列が出来てあっという間に飲み干されてしまいました。
それが十四代です。その時の銘柄は
十四代の中でももっともスタンダートな「本丸」でした。
いかがでしょうか?
十四代と而今はラベルを隠して飲んでもわかる、また十四代に至っては飲んだことが無い人でもはっきりと美味しさがわかるということなんですね。
酒米ごとの味わいの違いについて。~どれを選べばいい?~
ではそれぞれ酒米によってどう違うのか見ていきたいところですが、味の細かいニュアンスを人に伝えることはできません。
飲む人の好みもありますのでランキングやレビューにはさほど意味がありません。
一番手の届きやすい値段の酒米から飲んでみて自分に合うかどうか試してみるのが一番でしょう。
而今のおすすめ
而今は四合瓶があります。而今は年末に発売される「斗壜取り」以外は全て飲んだことがあります。
私の而今おすすめは「にごり酒」です。
「にごり酒」というジャンルの中では一番です。
他は嬉しいことにどれも美味しいです。
はっきり言って買えるか買えないかだけです。
全種類買えるなら全部買うでしょう。
往復3時間掛けて買いに行って買えなくても飲みたい酒です。
どれを飲んでも一定の水準以上の酒なので
間違いありません。
残念ながら「にごり酒」は11月以降の発売で旬の酒になります。
11月~12月で入手するようにしましょう。
そして要注意なのは「にごり 一升」です。
私は一度だけにごりの一升が買えたことがあるのですが、フタに穴が開いています。
にごり酒はシュワシュワと炭酸のような微発泡感があるのですが、
一升の場合は穴が開いているのでそれが抜けてしまうのですね。
一升より四合です。四合は密封されています。
十四代のおすすめ
残念ながら十四代は一升しかないものもあります。
そして十四代は高級なものになると四合しかありません。
あまりにも高級でレアな銘柄「龍泉」「白雲去来」などは飲んだことありません。
飲んだこと無いのでおすすめはできません。
美味しいのは間違いないのでしょうが、それが値段に見合った酒なのかというと責任が持てません。
私が飲んだことがある、おすすめの十四代
- 七垂二十貫
- 本丸
- 愛山
- 吟撰
- 極上諸白
- 角新
どれも美味しいです。
一番のスタンダードは純米ではありませんが「本丸」です。
正式名称は「十四代 本丸 秘伝玉返し」
十四代を知るならばこれから飲み始めるのがいいでしょう。
メロンのような味がします。ほのかにバニラの香りがします。美味いです。
十四代も而今も低価格のものから試してみることをお勧めします。
高い値段がついているということは
それだけ需要がある=人気がある=美味しいということですが
人の好みというのは千差万別です。
高いものを買って「なんだこの程度か」というのは残念すぎます。
そして四合があるものは四合から買いましょう。
十四代は一升しか造ってないものもあるのでご注意下さい。