而今・十四代が定価で買える店
而今

而今 木屋正 限定200本 ワイン樽熟成 名張NABARI純米大吟醸

而今の木屋正酒造が近々限定で200本だけ特別な酒を販売します。
秋に発売される「而今純米大吟醸NABARI」とは別物になります。

名張NABARI純米大吟醸2019

あの木屋正酒造がまた新たなチャレンジをします。

  • ワイン樽熟成の日本酒
  • 岡山産 雄町 45%
  • 1ヶ月熟成
  • 火入れ
  • 1樽限定醸造
  • 720ml 200本
  • 税込10,000円

コンセプト

今回の限定酒は、数々のワイン樽熟成の日本酒をを販売してきた特約店が新たな可能性を模索したコラボレーションです。日本の酒蔵と日本のワイナリーによる「ワイン樽による熟成日本酒」を追求したいと提案したところ、木屋正酒造と新潟のワイナリーのフィルミエが受けてくれたそうです。

また、現在は日本酒は瓶に入っていることがほとんどですが、昔は樽だったそうです。樽に入った酒は杉の香りがついて非常に美味しかったそうです。現代では廃れてしまった樽酒の文化を現代に伝えたいという思いがこのプロジェクトにはあります。

今回コラボするフィルミエとは?

新潟の醸造家 本多 孝さんのワイナリーです。「フィルミエ」とはフランス語で農家製のワインという意味だそうで、「海と砂のテロワールが育む新潟の個性溢れるワインを造りたい」という思いで始めたそうです。

畑の土壌・生態系に関わる栽培環境へのアプローチや、酵母・微生物の働き等に関わる醸造手法はよりナチュラルな手法を志向するようになりました。

その土地の特徴を表す良いワインは、必ずしも大きな資本のもとで最新鋭の高価な設備を利用して合理的に大量生産することによって生まれるとは限らず、少量でもヴィニュロン(=栽培や醸造を手掛ける造り手)が「その土地に誇りを持ち、自然の営みを尊重して惜しみなくぶどうに愛情を注ぎ、そうしてできるぶどうを信頼する」ことにより生まれると信じています。
フィルミエHPより

フィルミエって初めて聞くけど?

  • 年間生産量1万5千本程度のマイクロワイナリーです。
  • しかしこだわりのワインを醸す情熱の醸造家で
    生産量は少ないものの高額(最低でも3,000円から)のワインを醸すワイナリーです。

自身がこだわった良質なワインを、少量でも適正な価格で販売すると言うことにおいて、木屋正酒造と共通点があるように思えます。

木屋正酒造とフィルミエのコラボ

ワイナリーと酒蔵のコラボというのはどういうことなのか想像しにくいですが、ワインを醸造する時に使った酒樽を木屋正酒造に提供して、木屋正酒造がその酒樽で熟成した日本酒を販売するこということです。「酒樽×日本酒」ですね。

今回の価格は税込10,000円と高額です。通常、而今は四合瓶なら定価は3,000円以下で販売されています。しかし特約店の販売方法は普通ではなく、定価で而今のみを買える店というのはほぼ無くなりつつあります。そんな中で今回の高額の発売です。私はかねがね木屋正酒造は適正な価格(もっと高額)で販売してもらいたいと思っていましたので、願っても無い展開です。

抱き合わせではなく、ポイントも不要で蔵元が美味しい酒を造って適正な価格をつければ正当に評価される。そして蔵元は正当な利益を得て設備投資を行い、より良い酒が造れる。販売店も儲かる。市場に受け入れられなければ当然売れ残るでしょう。しかし今回のチャレンジをきっかけにそんな業界になれば良いなと思います。

追記 4月3日

本日11時から販売が開始されています。私は仕事中にトイレに向かいながら購入しました。しかし20時現在でまだ64本しか売れていません。いえ、一本10,000円ですから64本も売れていると言ったほうがいいのでしょうか?

料飲店ならこの一本でかなり集客できそうな気もしますが、個人が飲むのと値段をつけてお客さんに提供するのでは評価が変わるのでしょうか?ぜひ話を聞いてみたいものです。いつ売り切れるのか、今後の売れ行きを追ってみましょう。

追記 4月4日

20時30分現在88本売れています。昨日から24本売れました。給料日直後というのは時期的に良かったですね。これが5月だと連休明けでペースが鈍るような気がします。物販だと同じものでも売れる時期売れない時期がありそうですね。残るはあと112本です。

追記 4月5日

19時50分現在101本です。昨日から13本売れています。残り99本ですね。売れ行きがだいぶ鈍っています。

4月13日

受付締め切りまであと34日で残り17本です。これは完売しそうですね。しかし木屋正酒造の酒なのに而今じゃないと全く注目されないようです。高砂の売れ行きをみてもそうですが木屋正の酒でも美味しいと感じないと売れないというのは、飲み手の舌が肥えているということなんでしょうね。ブランドだけでは売れないというのは中々厳しい業界です。

追記 4月18日

本日残り1本になりましたがなかなか売れません。最後の1本は誰が購入するのでしょうか?
2本買えるのであれば買いたいところです。

※4月19日に完売しました。

7月7日追記

おおよそ3ヶ月待ってようやく届きました。

味が気になるところですが飲むのはまだ先です。

使用した日本酒 生酛 純米大吟醸 雄町2018BY 2018年11月23日上槽
酒米 岡山産雄町
精米歩合 45%
樽貯蔵期間 2018年12月26日〜2019年1月25日(31日間)
瓶詰め 2019年1月25日 1°Cの冷蔵庫にて瓶貯蔵
出荷日 1回目 6月12日 2回目6月18日

今後のフィルミエコラボ予定

永山本家酒造 白ワイン樽
小林酒造 鳳凰美田 白ワイン樽
南部美人 南部美人 赤ワイン樽
車多酒造 天狗舞 赤ワイン樽
曙酒造 天明 白ワイン樽
越銘醸 山城屋 白ワイン樽

購入できるのはクラウドファンディングのMakuakeです。
発売時期は未定です。Makuakeに登録しておくとメールで通知されますので、ご自身で贔屓にしている銘柄があるようでしたら、チェックしてみてはいかがでしょうか?