1月2日のアップル初売りセールにがっかりした方は多かったのではないでしょうか?
最新モデルの割引は全くありませんでした。
そして例年のことながら初売りは割引ではなくギフトカード還元ですから、
ギフトカードを使って何かアップルで買うものがないとお得ではありません。
12月のpaypayのポイント還元もある意味同じですね。アップル製品が20%引きで買えたわけではありません。20%のポイントがもらえたというだけで、そのポイントを有効に使って初めて得したねと言えるわけです。ポイントを使い切ってゴールです。
しかし今回紹介するのはそんな面倒なお得情報ではなく、
単純に2018年に発売された最新モデルの「iPad Pro11インチ256g wi-fi」が安く買えますよという情報です。もちろん新品です。
この機種に絞ったのは以下の理由からです。
- 機能的にほどほど
- 金額もギリギリ許容ライン
- 需要が集中すると思われる
Contents
iPad Pro11インチ256g wifiモデルの定価と20%引きの価格
- 定価 115,344円 税込
- 20%引き 92,275円
1月1日現在95000円の購入が2件続いています。
18%引き程度で買えていることになります。
どこで買えるか
どこの話かというとヤフオクです。
なお11万以上で入札されているのはSimフリーモデルですので、今回の話の対象ではありません。
「20%引きじゃないじゃないか!」
と思った方まだ早いです。
まだ相場は下がります。
その前になぜ安く買えるのか説明します。
なぜ安く買えるか
その理由は paypayの100億円還元イベントの際のアップル製品の量販店での売れ行きを覚えていらっしゃいますでしょうか?アップル製品は基本的に定価販売のため値引きはありません。そのためアップル製品は大行列が出来ていました。中には転売目的の方もたくさんいたようです。
20%ポイント還元で買えて、運が良ければ抽選で「全額」か「上限10万円分のポイント」が貰えるということですから、店から在庫が無くなるほど爆発的に売れていました。納期が年明けになるという表示が出ても行列が途切れなかったほどです。しかし転売目的で購入した人が多ければ多いほど相場は下がります。中国系の買取屋やじゃんぱらのような買取店舗に売った人もいるでしょうが当然買取相場はすぐに下がります。そうなるとヤフオクやラクマに出品して売らざるを得ません。
しかし、転売目的では無く本当にiPadが欲しくて買った人もpaypayのキャンペーン中に買っています。そんな需要を先食いした状況でまだ売れるでしょうか?当然売れなければ価格を下げざるを得ません。しかもクレカチャージで購入した場合支払日があります。締め日の関係で恐らく1月末支払いの人が多いと予想されます。資金に余裕のない人は支払日までに現金化する必要があります。
- paypayの100億円還元キャンペーンで転売目的でiPadを購入した人が多い。
- 爆発的に売れたため需要はある程度消化
- 買取屋の相場は下落したためヤフオク・ラクマを使わざるを得ない
- クレカの支払い期日までに現金化が必要
相場は下げ相場
なぜ下げ相場なのかというといくつか理由があります。
- 商品が届いていないため出品ができない人もいる。※今後出品者が増える
- 欲しい人はキャンペーン中に購入した。
- 高額商品なので支払日までに現金化しなければならない
まだipadが届いていない人が多数います。
ツイッターで「iPad Pro11 paypay」で検索してみましょう。商品未着のつぶやきがかなり出てきます。商品が未着だとなぜ相場が下がるのかというと上の理由①③になります。

出品者の損益分岐点 いくらで売れたら赤字にならないのか?
ヤフオクの出品手数料は8.64%です。逆算すると100736円で売れると手数料を差し引いた92275円が出品者に入ります。定価の20%引きが92,275円ですからチャラですね。損益分岐点です。しかし落札金額は現在すでに100736円を下回ってきています。
100,736円以下で売ると出品者は赤字
それにも関わらず9万円以下からの出品が増えています。
今後の相場展望
paypayの100億円還元キャンペーンで本当に欲しい人は買っているため需要は減っています。現在10万を割る落札が増えています。
そしてヤフオクは出品者のスタート金額がかなり低価格からになっています。なぜ低価格スタートになるかというと入札してもらわないと困るからですね。何が困るのかというと現金が入らないと支払いができないから困るわけです。そのため赤字覚悟で低価格スタートするわけです。また、こんなに高額なものを売れるまで待っていると割安な整備品が出てきます。
じゃんぱらが定価+約2000円で大量に出品していますが売れていません。定価より高いのだから当然です。しかしさらに値下げをしてくる可能性もあります。将来的にこれらがさらに相場を押し下げる要因になります。
そもそも pay payのキャンペーンはポイント還元されるだけであって実際には定価分支払いをしなければなりません。資金に余裕がないひとはクレカの支払いのため1月末には損切りしてでも現金化する必要があります。
まだ商品が届いていないため出品出来ていない転売屋もいると推測できるためさらに出品数が増えて相場が下がる可能性があります。
ヤフオクとラクマとメルカリの相場比較
出品数は減っていません。
20%引きで落札のチャンスは十分にありそうです。
ラクマも見てみましょう。
ラクマはヤフオクよりも高値で大量に出品されています。なぜ大量に出品されているかというと手数料が安いからですね。ヤフオクは8.64%に対してラクマは3.5%です。しかし何故かヤフオクよりも出品価格は高めです。資金繰りに余裕があれば問題ないのかもしれませんがいずれ割安でアップルが整備品を出してきます。それまでに売り切ることができるでしょうか?
それでもラクマは相場がだいぶ下がりましたがまだヤフオクの方が相場は安い状況です。(2019年1月2日現在)こちらも狙えます。メルカリは手数料が10%と高いだけあって出品は少なめですのであまり期待できません。
安く買えるチャンスが訪れる時期
安く購入したい人は焦らず待つだけです。
ヤフオクの落札相場を見てみましょう。
徐々に下がってきています。
私は1月20日日曜日を過ぎた頃、1月21日から狙い目になるのではないかと予想しています。なぜかというと日曜日は入札のピークで同じ商品でも平日より高く売れる傾向にあります。しかしここで売れなければ次の日曜日1月27日まで待たないと高値での落札は期待できなくなります。
さらに落札されてから入金されるまでは時間がかかります。落札者の手元に商品が届いて受取処理をしてもらわないと入金日は確定しないのです。本当ならば1月20日は支払い日には間に合わないラインかもしれません。そうなると1月14日から1月20日までの週も狙い目になりそうです。
急ぎでどうしてもすぐに欲しいというわけではない方
ヤフオク(ラクマ)で買うのに抵抗がない方
これらの条件が当てはまる方は購入を少し待って様子をみてからでも損はしないでしょう。
予想通り相場が下がり続ければラッキーです。しかし今の段階で我も我もと入札してしまうと相場が上がってしまいます。焦らず待っていれば定価の20%引きで買うことができるでしょう。
そしてあと二つ手間をかければお得に買える方法があります。