而今・十四代が定価で買える店
花陽浴

花陽浴の新酒 「花陽浴 吟風」 が美味すぎる

花陽浴より美味しくて買いやすい高知の日本酒 「亀泉cel24」 を飲んで以来

私は花陽浴に対する情熱が薄れかけていました。

しかし2020年4月に南陽醸造は怠惰で浮気な私を見透かしたように

花陽浴の新酒「吟風」を発売してきました。

東京オリンピックの延期、コロナウィルスの感染拡大防止策としての様々な自粛で

沈みがちになっている世界各国にとって、

花陽浴の新酒発売は数少ない明るいニュースです。

新しい酒が出るとなるとテンションが上がりますね。

早速何かいいことがあった時のために取っておいた十四代を

お祝いとして開けようかと思いましたが、

それは違うような気がして思い止まりました。

まずはどうすれば吟風が買えるか考えるのが先です。

どうやったら買えるか色々と考えていましたが、

営業自粛で飲食店の需要が減っているせいか、難なくいつもの店で購入できました。

新酒の吟風は、花陽浴の好みで不動の6番手の地位を誇る

「五百万石」を超えてくるのか非常に楽しみです。

花陽浴 吟風

価格 720ml 1,773円(税抜き)
価格 1800ml 3,546円(税抜き)
酒米 吟風
精米歩合 48%

吟風とは?

白に銀のラベルが美しい吟風です。

これは綺麗ですね。見惚れてしまいます。

ところで吟風とはどこの米なのでしょう?

●心白が大きくはっきりした、心白発現率の高い品種。
●芳醇なお酒が期待できます。
●北海道産米を原料とした酒造りが広がるきっかけとなった品種。

北海道 米 LOVEより

北海道の米ということです。

20年前から生産されているということですが、知りませんでした。

なぜ南陽酒造がこの米を選んだのか気になりますね。

南陽醸造のHPとfacebookを見てみましたが、

この件については発信はされていないようです。

しかし、皆さん綺麗に写真を撮ってますね。

なかなかあんなに綺麗に撮れないのが残念です。

吟風の味は?

私は開栓直後は苦いと感じました。

しかし二口目以降はそうでもないですね。

濃厚だなと感じます。

甘いのか?酸味があるのか?

よく考えながら飲みます。

よく考えながら飲むのですが

口にする度に

「濃いな」

という印象が残ります。花陽浴ってこんなのだったっけ?

と思いながら他の酒米と飲み比べようかと思うのですが、

吟風を飲みながらこの記事を書いている現在の時刻は、夜中の3時です。

流石にこの時間の飲み比べは健康を害しますね。

そこで取りあえず私の中で吟風は

「花陽浴の濃いヤツ」

ということにしておきます。

しかしどうにも納得がいかないのでもう一杯飲んでみます。

やはり苦味が気になりますね。

初日だからでしょうか?

パイン感は健在です。

日本酒は開栓してから時間が経つと味が変わることがよくあります。

取り敢えず今回はこの辺にしておいて次回どう変わるかを楽しみにしたいと思います。

五百万石より美味いか?

私は五百万石よりも雄町よりも美味しいと感じています。

八反錦よりも好きですね。

美山錦・さけ武蔵と比べるとどうか?

というと悩みますね。また飲み比べようと思います。

追記 5月3日

4日ぶりに吟風を飲みました。

味がどう変化したかというと、苦味がほとんど無くなりました。

そしてもっとも変わったなと思うのが甘みですね。

甘いです。酸味よりも甘みが印象的ですね。

砂糖ほど甘くはないですが、何でしょう?

後味でじわっと甘みを感じますね。

もちろんパイン感もあります。そして甘いですけどキレがいいです。

初日とはかなり印象が変わりました。

酸味やパイン感が強い美山錦とは全く違います。

好みの問題でしょうが酸味が好きな方、パイン感が好きな方は美山錦で

米の甘みや濃厚な感じが好きな方は吟風がいいように思います。

私は吟風が好きですね。

また来年も飲みたいですね。

ネットの販売はまだ始めていないところが多い(5月3日現在)ので、

まだ買えていない方はチャンスを待ちましょう。

ちなみにとある店舗は、本日条件販売11,000円でネット定価販売をしています。