而今・十四代が定価で買える店
花陽浴

下半期で花陽浴に一番似ていた日本酒

私は花陽浴が好きです。
しかし近年人気が高まっていて購入の難易度が上がりつつあります。
而今が買えなくなってきた頃と似ています。

幸い人気が出る前から買っていた店で無条件で買えているのですが、
いずれ買えなくなる予感がしており、次の日本酒を探しています。
抱き合わせや〇〇円以上購入で先着順などの条件が無く
普通に買える酒で花陽浴に似た酒があるのか?
ということをテーマに今年は日本酒を買い続けました。
上半期はいくつかありました。

「そっくりというかそのまんまじゃん!!」

と思った酒について上半期分をこちらで紹介しています。

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非常に完成度が高く、なんで普通に買えるんだろう?と思いました。
花陽浴との違いは知名度だけなんだろうなと思いながらも、
すかさずもう一本購入しました。
こんなに美味しいのに知られてないだけで売れないというのは残念ですね。

さて下半期も似た酒を探し続けました。
花陽浴に似た酒と、似ているという噂だったけれども
似ていなかった酒を両方とも紹介していこうと思います。

花陽浴に似た酒を見つけるポイント

まず花陽浴に似ている酒を探すには、花陽浴を飲みます。
非常に美味いです。
この美味いという記憶が定着した状態で違う銘柄を飲むというのがベストです。

私がこれは似てるんじゃないかな?と思った酒は
花陽浴と飲み比べしながら評価しました。
「酒米によって味わい変わるよね?」
鋭いです!!
しかしピンポイントで酒米別で似ていたらそれは違う意味でマズいです。
ですから、花陽浴はパイナップルジュースと表現されますが
パイナップル感が全面に出ていて、なおかつ花陽浴に近い酒を
「花陽浴に似ている酒」として紹介致します。

上半期たかちよが似ているとは意外だった

上半期に「たかちよSummerBlue」を飲んだ時は衝撃的でした。
たかちよは数多く飲んだのですが花陽浴に似ても似つかないものばかりで
さすがにあきらめかけていただけに「まさかたかちよが?」
とショックを受けました。
すかさず2本目を購入しました。
2019年も購入します。

そして下半期もたかちよ
「omachi custom madeタータンチェックレッド」

SummerBlueを飲んだ直後に今度はタータンチェックのたかちよを飲みました。
これまた花陽浴そっくりです。
SummerBlue・タータンチェック赤と2種類続けて同じ時期に来ましたね。

「花陽浴に似ていたのってタータンチェックだっけ?SummerBlueだっけ?」

と混乱するくらい似ていましたね。
もう一本買ったSummerBlueと改めて飲み比べて、
両方とも似てることに衝撃を受けました。

来年からたかちよはこの2種類と、
売り切れで買えなかったタータンチェックの黄色を買います。
もうこれ以外のたかちよは買いません。
ラベルに惹かれて買っているとキリがありません。
両方とも季節ものなので夏まで待たなくてはならないのがネックですね。

どうやって数多くある日本酒の中で花陽浴に似た酒を探すのか?

店員に聞く

店によっては取り扱っている酒を店員が試飲する店もあります。
というか自分の店で取り扱う商品ですから飲んでいて当たり前ですね。
店員の言葉に期待が持てます。
しかし花陽浴という単語を口にしただけで
心を閉じてしまう店員もいるのでその辺は観察力も必要です。

「花陽浴に似た酒ってありますかね?」

店員に聞きます。高確率で「鳳凰美田」か「たかちよ」を勧められます。

どの店に行っても判でついたように

「鳳凰美田・たかちよ」プッシュです。

私はその言葉を信じて両方飲みましたが遠かったですね。
ですから店員に聞くのはあまり効果がありません。
勧めてくるのが「鳳凰美田・たかちよ」だけだからです。

「いやいや。たかちよが似てるって自分で書いてるじゃん!!」
違うのです。たかちよはラベルによって全く味わいが違います。
勧めるのならば「たかちよの◯◯◯」と勧めるべきではないでしょうか。
たかちよは非常に種類が多いのでどれがどんな味だか分からなくなります。
ですからたかちよの何なのかを教えてくれる店員さんがいる店が
非常に良い店です。
他にも似ている酒が無いのか聞いてみましょう。

ではなぜたかちよは味が花陽浴から遠いのにも関わらず
飲み続けたのかというと、
ラベルの色でフルーツを意識しているというのが気に入りました。
花陽浴はフルーティーです。いつか当たりそうな予感がします。

ラベルがカラフルなのもひとめ見て購買意欲をかきたてられました。
ジャケ買いというやつですね。
ジャケットじゃなくて日本酒の場合はラベルなんですけどね。
「ラベ買い」
語感がイマイチですね。しかも一文字だけ省略する必要もないでしょうし。
「ラベル買い」
これだと日本酒じゃない他のものを買っている感じがしますね。
「ボトル買い」
「瓶買い」
どれもしっくりこないのでやはり「ジャケ買い」でしょうか。
しかし同じたかちよでもこんなに味が違うかなというくらい
ラベルによって味が違います。

そんなわけでしばらくたかちよを買い続けましたが、どれも全く似ていませんでした。
しかしたかちよのラベルに惹かれなければSummerBlueに出会うことは無かったでしょう。
ちょうどたかちよに見切りをつけようとしていたのがSummerBlueを買った時でした。

花陽浴に似ていると紹介されている日本酒を買う。

次の花陽浴はこれだ!!と店が紹介している日本酒があります。

「豊明」

これは花陽浴ともの凄い共通点が二つもあります。

  • 産地が埼玉
  • ラベルのテーマが花

あとは味だけなのですが、味の共通点は特に感じませんでした。

検索する

他にも似ている酒で検索すると色々出てきます。

  • 射美 青ラベル 似ているけど惜しい
  • 燦然
  • 三芳菊 銘柄失念 似ているけれど惜しい
  • 栄光冨士
  • 姿
  • 幻舞
  • 町田酒造

射美と三芳菊以外はさっぱりでしたね。
これは花陽浴に似ているか似ていないか比較してのことであって
酒自体の良し悪しの評価ではありません。

この中で射美は割と似ていましたが生産数が少ないため花陽浴以上に購入が困難です。
あえて射美を狙う必要はないでしょう。また射美もラベルによって味が全く異なるので
仮に見つけたとしても注意が必要です。

三芳菊は居酒屋で飲んでいたときに似ていると感じたのですが
銘柄を忘れてしまいました。
ただ私の記憶ではたかちよの次に似ています。

花陽浴似ているランキング

一位 たかちよ SummerBlue・タータンチェックレッド
三位 三芳菊 ※銘柄失念
四位 射美 青ラベル

花陽浴自体が飲めていないという異常事態

色々な銘柄を試していたせいか今年は購入こそしているものの
花陽浴自体を全部飲み切れていません。
もう30BYが発売されているにも関わらずです。

30BYは「純米大吟醸 山田錦」だけにしようと思っていたのですが
ついつい一番合わない美山錦を買ってしまいました。
来年こそは気を引き締めて「花陽浴 山田錦純米大吟醸」だけ購入するように
していこうと思っています。

現在花陽浴を買おうとすると条件付きの販売ばかりです。
なかなか買えない方は今回紹介したこの二本を試してみてはいかがでしょうか?
自信を持っておすすめします。

  • たかちよ omachi custom madeタータンチェックレッド
  • たかちよ SummerBlue