Contents
獺祭 × mastermind Japan 10月31日販売開始!!! 【数量限定】
獺祭 × mastermind JAPAN Special Edition 四合
180,000円

獺祭 × mastermind Japan 四合
15,000円

販売店
伊勢丹新宿店
獺祭ストア銀座
獺祭ストア本社蔵
なんで日本酒の獺祭がアパレルのmastermindとコラボするのでしょう?
そもそもmastermindって何?
mastermind=「一つの事に才能が長けている人」という意味です。
スカルマークでおなじみのアパレルメーカーです。
「全然馴染みじゃないよ」
私もです。
2013年に一度活動を休止しています。
2013年はブランド立ち上げから15年目でした。しかしその時がブランドとしてのピークだろうという判断があり活動を休止したようです。また「mastermind japan」=15文字で15年で最初から終了するつもりだったという話もあります。
他ブランドとのコラボが多く、アパレルブランドだけではなく、様々な業種のメーカーとコラボしています。
コラボ一覧
- ガンダム
- VANZ
- ディズニー
- ゴヤール
- アディダス
- 吉田カバン80周年
- 西川貴教
そして今回の獺祭です。
mastermindの人気=転売
日本よりも海外での人気が高いようです。
TMRの西川貴教さんによると、ブランド最終年に自身のライブでコラボTシャツを作ったところ
転売ヤーが集まってしょうがなかったそうです。
2014年7月9日放送のMBSラジオのラジオ番組『アッパレやってまーす!』(毎週水 22:00-23:30)にて、T.M.Revolution・西川貴教が、イナズマロックフェスでmastermind JAPANとのコラボTシャツを売りだしたところ、転売目的で購入しようとする人々の対応に苦慮した、と明かした。
西川貴教:困ったのが…去年、イベントをやってる時に、mastermind JAPANっていうブランドがあって、それが去年、もう終わるって決めてはってん。mastermind JAPANって15文字で、全部で15年やったら終わるって決めてはったみたいで。
ケンドーコバヤシ:うん。
西川貴教:ラストイヤーってことで、ウチのイベントでコラボのTシャツ作ってもらったんですよ。
ケンドーコバヤシ:はい。
西川貴教:そしたら、それを買いに…海外から買い占めに来て。
高橋みなみ:凄い!
西川貴教:行列できてる手前に、札束持って「全部くれ」って。
高橋みなみ:えぇ!
西川貴教:「それはちょっと…」って。もう大変やってん。転売目的やから。だから、結局、「1人に何枚」ってなったら、それ用に何人も人を集めてきて、お金を渡して、並んで買わせるバイトみたいなの雇って。
TETSUYA:へぇ。
西川貴教:人気あるブランドは、それで行列で商品を買い占めたりすることが、まだまだあるみたいで。
森崎友紀:へぇ。
西川貴教:まさか、自分のところでそういうことになるとは思ってなかったから、結構、大変でしたね。売れて嬉しいけど、他の楽しみに来てくれてはる人にも買ってもらいたいし。大変なことになりました。結構、トラブルになりました。
森崎友紀:へぇ。
西川貴教:手前で、ごっそり持って行こうとするから、「いやいや、それは…」みたいなことでね。
主に中国での人気が凄いですね。
日本では一般には知名度は低いのではないでしょうか。
現在アパレル転売のメインはsupremeですが、
中国では日本での人気が落ち着いたapeの方が人気があったりします。
中国と日本での人気には違いがあるということです。
今回のコラボは転売対象になるのか?
なりません。
獺祭はかつてのように品薄ではありません。
増産した結果いつでも手に入る状態です。
しかも今回のコラボは酒そのものでは無く酒器に価値を置いていますね。
「獺祭 磨き その先へ 」32,000円 + mastermind酒器=180,000円
※今回は「獺祭磨きその先へ 早田」です。
「獺祭 早田」とは?
今回の商品名は「獺祭 磨きその先へ 早田」です。
「早田」と名のつく獺祭は特殊な殺菌方法を使った商品になります。
酒は殺菌を行う際に熱によるダメージを受け酒の質が変化します。
元々獺祭 二割三分はコストが高くなるにも関わらず、5℃以下の低温でボトルに充填後、温水シャワー方式により酒を熱殺菌後すぐに急冷し、熱がもたらすダメージをできるだけ少なくしています。
獺祭早田は通常の二割三分と異なり熱殺菌処理では無く、二酸化炭素のマイクロバブルをお酒に加える特殊な方式によりこれまで避けることのできなかった熱による酒質の変化を無くしています。
この方式は、明治大学の故 早田保義教授と旭酒造の共同研究により開発が始まったことから早田教授の名を冠して「早田」という名前がついています。
なぜmastermindとコラボ?
なぜmastermindなんでしょう?supremeならboxlogoをつけておけばこの値段でも売れるでしょう。
180,000円出すならば、もう少しお金を出せば店によっては「無二 黒龍酒造2013」が買えます。

日本酒転売
日本酒の転売は労力に見合ってないというか、やる意味ないです。
十四代・而今あたりを買う人ならわかるかと思いますが
販売時期がわからない。一人一本しか買えない。
人気のある酒は抱き合わせなのでそもそも定価で買えない。
ポイント制だとポインント貯めるために金を使わないといけない。
などの事情でやる意味無いです。

しかし2016年7月に村上隆とコラボした
「NextFive×村上隆」の時はそこそこ儲かったようです。
これは主に酒のことをあまり知らない村上隆ファンが購入したものと思われます。
夏の暑い時に日本酒のことを知らない転売屋から新政の酒を買っても
劣化しているに決まっているから日本酒ファンは買わないでしょう。
では今回のmastermaindは?中国人の富裕層が買うでしょうか?
今回の獺祭は買いか?
180,000円出してまで買いますか?買いませんか?
私は買いません。獺祭にそこまでの付加価値はありません。
獺祭×mastermindの酒器が欲しい方は、どうぞどうぞといったところでしょうか。
様々な価値を提供する、挑戦することは重要で応援したいのですが
今回のコラボは誰を対象にしているのかが分かりにくいコラボだなと感じました。
果たして売れ行きはどのようなものになるのか。
10月31日は注目です。