「射美」(いび)と言えば日本一小さな酒蔵を標榜する岐阜の杉原酒造が造る少量生産の日本酒で、徐々に人気が高まり入手が困難になりつつあります。その杉原酒造が造っているのは射美だけではありません。地元向けに千代乃花も造られています。
首都圏向けの酒と地元向けの酒の違い
通常は首都圏向けの日本酒と地元向けの酒は銘柄が違っています。当然違うのは銘柄だけではなく味も異なります。
例えば私は●●●という銘柄が好きですがこちらも入手困難な酒です。しかし地元向けの●の●という銘柄は購入しやすい反面全く似ても似つかない味わいで、●●●と似たような味わいを期待するとがっかりしてしまいます。
十四代も朝日鷹という地元向けの別銘柄があります。これはどうかというと、十四代ほどではないけれどもこれはこれで美味しいお酒です。10年前は簡単に買えたのですが今は朝日鷹も買いにくくなっています。
射美と千代乃花
射美と千代乃花はどうかというと、千代乃花は射美よりスッキリしていて飲みやすい酒です。私が射美を初めて飲んだ時の印象は、ベタベタとした甘さでくどくて飲みにくく、あまりいい印象はありませんでした。甘い酒は好きですが、射美は種類の違う甘さで飲みきるのに苦労した記憶があります。その時の射美と比べると千代乃花の方が断然美味しいです。
しかし昨年久しぶりに飲んだ射美の印象は初めて飲んだ時とは全く違っていて、随分スッキリして飲みやすくなったなと感じました。とはいえ、無理に入手困難な射美じゃなくても簡単に買える千代乃花で十分杉原酒造の酒が楽しめるように思います。
※私が飲んだ千代乃花は特別純米です。
千代乃花の販売スケジュール
その千代乃花の販売スケジュールが届いています。
※全て税込価格
特別本醸造 千代乃花 12月23日頃発売 | 1.8L | 3,160円 |
特別本醸造 千代乃花 12月23日頃発売 | 720ml | 1,580円 |
特別純米酒 千代乃花 1月15日頃発売 | 未定 | 未定 |
販売店
店頭ではキャッシュレス決済の対応が可能とのことです。なお、千代乃花の販売スケジュールから射美の販売スケジュールを読み取ることは難しいかと思われます。
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