新政から限定酒が発売されています。全国で3店舗ということです。
貴重な気がしますが、日本酒ではよくあることなので
「そうでもないんじゃないの?」
と思ってしまいます。しかし新政の限定となれば少し意味が違います。
できることなら飲んでみたいものです。
新政は2015年には翡翠(ジェイド)という1店舗限定の銘柄を発売しています。
これは幸運にも飲むことができまして、いまだに美味しかったという印象が残っています。
今回の山吹はどうでしょうか?
販売店はどこなのか?
販売店が3店舗だそうです。MとKまではわかりました。
あと一つが蔵元の地元なら納得ですがわかりません。どこなんでしょう?
追記8月6日
(どうもM M Kのようです。)
なお、同時に天蛙も発売されていたようです。私は買えませんでしたが、こちらは新宿の店が近いうちに案内をするそうです。
また、私の大好きなコスモスがいつでも買える状態になっています。嬉しい限りなのですが、今回は冷蔵庫がいっぱいなので見送りました。
タンジェリンとは?
黄色に見えるラベルですが、山吹色だそうです。
詳しい方でも中々色の違いは分かりにくいですね。
先日終了した頒布会の2017年verでもタンジェリンが頒布されています。
言われてみても思い出せないのが残念です。
まさか同じものを熟成させたの?と思ったのですが、
流石です。2017年の頒布会と同じ酒造年度ですね。
類似しているので分かりにくいですが裏のラベルを見ると同じです。
やはり新政は面白いですね。
また吟の精で酒を造るのは2017年で最後ということでした。
推測すると、2017はまだまだと判断して2019で完成ということだったのでしょうか?
新作と旧作を比較することができれば良いのですが残念です。
新政 山吹 タンジェリン スペック
酒米 | 吟の精 |
精米歩合 | 40% |
アルコール度 | 15度 |
製造年月日 | 2017年3月瓶詰 |
出荷年月日 | 2019年7月 |
製法 | 生酛純米・蔵内熟成別誂 |
定価 | 2,000円 |
容量 | 720ml |


飲んだ感想
まだ飲んでいません。飲み頃はいつなんだろうと思いながらしばらく冷蔵庫で保管しておこうと思っています。
8月26日 追記
本日飲みました。私は新政なら何でもいいというわけではなく、好きなのはコスモスだけです。なお、やまユ桃は最高に美味しかったのですが、コスモスを熟成させたものということなので、やはりコスモスが好みなんですね。それを踏まえた上でタンジェリンはどうかというと、タンジェリンもとても好みの味でした。濃厚で最後に果実の酸味が感じられます。今後も飲み続けたい銘柄ですが、吟の精はこれが最後でしたね。残念です。
濃厚で熟成酒というと最近飲んだ酒では若波令和記念酒がバニラっぽくて非常に美味しかったです。熟成酒といえば昨年発売された「無二」のように高価な印象があるのですが、タンジェリンは2,000円と非常に買いやすい価格です。今後は十四代や而今などの入手困難酒ではなく、熟成酒を買うのもいいかもしれないなと思わせてくれた酒でした。

