而今・十四代が定価で買える店
日本酒日記

2020年に飲む日本酒を考える

2019年は飛露喜と田酒を追いかけるのをやめました。飛露喜はそうでも無いのですが田酒を止めるのには苦労しました。と言いながらやはり年末に少量購入したわけですが、買える時でも買わなくなりました。日本酒ファンは驚くことに名前だけで酒を買う人は少ないようで、約2年前から田酒がかなり売れ残っているケースを見かけます。私のように未練がましくいつまでも買うということはないようですね。

今まで十四代・而今・花陽浴をメインで飲んできましたが、これらもそろそろやめようと思っています。購入までのハードルが高くなりつつあること、金がかかってしょうがないことなどがその理由です。いつまでもプレミア酒を追いかけていないで、落ち着か無いといけないなと感じるこの頃です。では2020年の日本酒ライフをどう進めていくのかを自戒を込めて考察します。

十四代はどうするか

飲んだことが無い銘柄が買えそうな時だけ買うようにしようと思います。十四代を買うためにポイントを貯める、抽選のために酒を買うということは2019年もやりませんでしたが、今後も引き続きやらないようにします。今年もさほど積極的に買おうとしていませんでしたが、来年はさらにそれを厳格に守っていこうと思います。

而今はどうするか

而今は買いにくくなりました。どうなっているのでしょう?別に構いはしないのですが而今も無理なく定価単品で買える時だけにしようと思います。而今のために他の酒を買うというようなことはやめます。年末のにごり酒だけでいいかなという感じです。

最近、而今と同じ木屋正酒造が造る高砂を飲んで、なぜか美味しかったので驚きました。いよいよ高砂が而今を超える時が来るのでしょうか?来年は而今は控えて高砂を飲んでみようと思います。若干高いのが気がかりですが、高いだけに恐らく簡単に買えるでしょう。高砂ブームが来るのか?来ないのか?楽しみです。

花陽浴はどうするのか?

花陽浴も買うのが難しくなりました。定価単品以外は避けようと思っています。しかし山田錦だけは別格の味です。山田錦だけは入手したいですね。例年高くて売れ残っているので恐らく大丈夫でしょう。

また山田錦は例の店がいくらの条件販売を行うのかが注目されますね。違う店舗が土曜日の条件販売で、負けじと「純米吟醸 八反錦」6,000円の条件販売を行なっています。日本記録の11,000円には遠く及びませんが、この店も着々と自己ベストを更新してきています。花陽浴の条件販売の高値記録がどこまで伸びるのか期待が高まります。しかし花陽浴には代わりが見つかりました。亀泉cel24です。いつでも定価で買えるので安心です。

2020年に飲む日本酒まとめ

これらのプレミア酒を定価単品購入するのは困難になりつつある中で、亀泉cel24を発見したのは収穫です。来年は亀泉cel24を中心に「土田」を飲もうと思っています。2種類飲みましたが非常に印象的な酒でした。その他まだ消化しきれていない酒がたくさんあるのでそれを飲んでいこうと思っています。3年前の新政の秋桜があるのでそれは飲まないといけないでしょう。ヒネて飲めなくなってそうな気がしますが楽しみです。

おまけ 新政頒布会

そういえば新政頒布会の「水墨」の飲み頃が今年の9月だったのを忘れていました。新政の頒布会はこれも買いにくいので2019年で終わりにします。しかし盲点があるだけにそこを突けば買えるような気もしますが、その時になると忘れてそうな気もします。

今年の新政頒布会で私が最も美味しいと感じたのは「No.6 B-type」でした。ただ、頒布会の酒にの中には飲み頃になってないのでまだ冷蔵保管している酒もあります。それを飲んでからでないと2019年の頒布会についてはなんとも言えないのでしょうが、「陽の鳥改」の飲み頃は来年の5月頃です。それまで待てません。

「発売してから1年後が飲み頃」ってそんな酒あるでしょうか?色んな意味で日本酒が楽しめる楽しい頒布会です。大量に購入する居酒屋があるので興味がある方は4月頃に検索してみてはいかがでしょうか?