而今・十四代が定価で買える店
おすすめの日本酒

2019年 新政頒布会

新政頒布会とは「新政」という秋田の人気蔵元が特別な手法で造った日本酒を
販売する一種のイベントです。毎年人気で、いつの間にか予約が始まって慌てて特約店を駆け回って予約しています。しかし残念ながら昨年はどこも間に合わず買えませんでした。
今年は逃さないよう監視の目を強めていきたいと思います。
こちらは購入までについての記事です。

頒布会の酒についてはこちらへ

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新政頒布会

  • 販売時期 年に1回(4月〜6月)
  • 四合2本/月×3ヶ月=合計6本(6種類)
  • 価格 6本 12,000円 税込

2019年頒布会告知

3月に入ってから新政の頒布会の情報はまだかな〜なんてリサーチしていました。
昨日、新政酒造代表取締役社長の佐藤氏が頒布会についてTwitterでつぶやいていました。

 

第一印象は美しい!!寒色系ですね。この色を使うのは何か意図があるのでしょうか?
私のブログと非常に相性がいい色ですね。

予約開始日 2019年3月27日までの時系列

3月8日

早速いつも買っている特約店に問い合わせてみました。
しかし詳細は今の所不明です。まだ何も案内が来ていないそうです。

例年は店舗で先着順で予約を受け付けていまして
昨年もいつものように店に出向いたのですが残念ながら終了していて買えませんでした。他の特約店もいくつか当たってみましたがどこも終了していました。16年17年は2店舗で予約できたので油断をしていましたね。何なんだろう?製造量が少ないのかな?なんて思いながら最後はネット販売している特約店のアルファベット抽選に賭けましたが当然外れました。

追記 3月17日

3月17日(日曜)に特約店数店舗に伺いましたがまだ蔵元から連絡がないそうです。

追記 3月24日

3月23日(土曜)、24日(日曜)に特約店を何店舗か回ってみました。どの店もまだ蔵元から情報が来ていないようです。

  • ある店舗は「少ないから無理なんじゃないかな?」なんて言葉を濁していました。その店は最初から料飲店だけなのかもしれませんね。
  • また違う店舗は「抽選するつもりですがまだ何も分からないので未定です」ということでした。抽選(公平とは言ってない)ですからこちらも望み薄ですね。両方ともよく買いに行く店ですが今年も厳しそうです。
  • 他の店は「まだ情報が来てないんですよ」ということです。

料飲店優先なのはしょうがないですね。しかし面白いのはどの店も「Twitterで知った」ということです。特約店への連絡よりSNSの発信が先行しているのでしょうね。それを特約店がどう思っているのかはわかりません。結局2日間で8時間と交通費4,000円かけて「涅槃龜」だけ買って帰りました。それだけでも良しとしましょう。

追記 3月28日

昨日Twitterで頒布会の申し込みをしたと言うつぶやきを見まして、平日仕事帰りにも関わらず特約店に行ってみました。やはりまだ蔵元から案内が来ていないので何もできないそうです。入荷の量が分からなければ、何人受け付けられるの?と言う話になりますから当然と言えば当然です。今週末か来週から予約開始かなと思っていたのですが、今週末も何も進展なさそうですね。とりあえず今日はコスモスを買いました。コスモスが一時期に比べてだいぶ残っているような気がするのですが気のせいでしょうか?どこも棚にずらっと置いてありますね。熟成させてやまユの量を増やしてもらえると嬉しいです。昨年の桃やまユは最高でした。

追記 3月30日

今日は今まで頒布会が買えた店だけ行ってきましたが、やはりまだ案内が来ていないとのことでした。勝手な予想ですが4月1日〜の週に予約開始しそうな感じです。特別な人?はもう始まっているのでしょうか?

抽選の店は何回も来ている私を哀れに思ったのか「抽選(公平とは言ってない)ですからどうなるかわかりませんがお受けしますよ」と言ってくださいました。

別件になりますが而今の抽選が外れ続けて4年目になります。そことは違う店ですが、十四代の抽選も5年間外れています。私にとって抽選とは外れるものです。而今も十四代もそことは違う店で買えているから良いのですが、而今に関しては買いにくくなったしもういいかなとも思っています。しかし新政の頒布会は年に一回なので買いたいですね。

せっかくなので今日もコスモスを買ってきました。今年2本目です。コスモスは好きなので何本あっても良いのですが、一昨年の分から5本あるので次行ったときはどうするか悩みますね。

追記 3月31日

この記事を読んでくださった方が本日情報を下さいまして、3月27日に蔵元から特約店に連絡がきてその方は予約をされたそうです。2019年の一番予約の早い店は3月27日ということになりそうですね。

その情報を頂いたので早速店に出向いてきました。しかし店員さんは「まだですよ」という返事です。「お手数ですが確認願えませんでしょうか?」とお願いしたところ他の方が対応して下さいまして、「蔵元から案内は来ているけれどもどのような対応にするか店ではまだ決めていない」ということでした。さすがにこれ以上探し回るのは浅ましい感じがするので今年は抽選を残して諦めようと思っています。先日訪ねた時もこの店では「まだですよ」と言われたのですが、どうも自分の店の頒布会と勘違いして返事をされたようです。
今回の教訓は、

  • 聞くべきことはしっかり誰でもわかるように聞こう
  • 出来るだけ立場が上の人に聞こう

ということでした。

追記 4月4日

本日お便りを頂きました。その方は4月2日にいつも新政を購入している店で購入されたそうです。おめでとう御座います。「酒を買っただけなのにおめでとうって何だ?」と言われそうですが、平成最後の頒布会と令和初めての頒布会を同時に味わえるなんて素敵じゃないでしょうか?・・・・・そうでもないでしょうか?何でも令和を話題にすれば良いわけではないですね。しかし4月2日でもまだ買えたと言う事実は来年の予約に役立つことと思います。貴重な情報有難うございました。

話は変わりますが、私は「酒屋と仲良くなってもレアな酒買えるわけない説」を書いている途中(まだ半分で4000文字)だったのですがこれはボツにせざるを得ないようです。Twitterを見ていても懇意にしている酒屋から頒布会を購入されている方が多いですね。
別の銘柄の話になりますが、人気が出る前から私は花陽浴が好きで、これはいずれ買えなくなるだろうと予想して複数の特約店でローテーションを組んで購入していました。人気が出る前から店と仲良くしておけば人気が出て品薄になっても売ってくれるだろう。1店舗だと不安だから複数でと思って保険をかけていたのですが、今年の2月までに全て抱き合わせと抽選に移行していきました。定価だけで買えないのです。頒布会が買えている方と何が違うのでしょう?人柄でしょうか?しかし、最近自分の好きな酒が買いにくくなって、諦めることを覚えてようやくまともな人間に近づきつつあるような気がします。

ちなみに頒布会はまだ抽選を予定している店もあるようです。新宿の店ですね。4月5日に案内があるようです。私は参加しませんので興味のある方は抽選に賭けてみてはいかがでしょうか?

追記 4月21日

抽選に当たり新政頒布会2019が購入できることになりました。これは嬉しいですね。抽選=外れの私にとって久々のサプライズです。以前購入していた店のうちの一つで当選しました。今回の酒がどのようなものなのか。ノベルティグッズがどのようなものなのかも紹介していきます。

頒布会詳細

佐藤社長のTwitterをフォローしましょう。特約店よりも情報が早いです。

4月

  • アッシュ 亀の尾六割五分磨き 純米
  • エクリュ 生米麹仕込純米酒

5月

  • 亜麻仔猫 白麹純米酒
  • 陽乃鳥-改 貴醸酒

6月

  • No.6 B-type 菩提酛仕込
  • No.6 B-type 元禄仕込オーク樽貯蔵

価格 6本 12,000円 四合

新政頒布会の魅力

とにかく製法にこだわっています。他の蔵元がチャレンジしないようなマニアックな製法で実験的な日本酒を造るというのがコンセプトになっています。当然そのような酒は新政頒布会でしか飲めません。また新政酒造はそのようなチャレンジをしている稀有な蔵元です。

毎年買っていたのですが昨年は買えませんでした。
そのため私は昨年の酒を紹介できません。詳しく紹介しているブログがありましたのでご紹介致します。

 

ノベルティグッズも魅力的

頒布会は四合瓶が2本セットで送られてきます。毎回どんな酒が飲めるのか楽しみです。製法についての詳しい解説書も入っています。2016年は古い製法にこだわっていて、昔の製法を現代で再現するとどうなのかという面白い頒布会でした。

それよりもさらに嬉しいのが同梱されている新政のノベルティグッズです。ステッカーやピンバッジが主ですが、私が一番好きだったのは写真のグラスです。
残念ながらこれは割ってしまいましたのでこれも他の方のブログから引用です。

「2016年日本酒古典技法大全ノベルティ」

 

写真は引用させて頂いたブログD’où venons-nous ? Où allons-nous ?より

2017年はカレンダーがとても美しかったのでこれだけ保管しています。
グラスが割れたのが非業に残念です。また復刻してくれないでしょうか。

2019 新政頒布会

今年はどんな酒になるのか楽しみです。
また詳細がわかり次第こちらに追記していきます。
今年は買えるのかな?
とりあえず佐藤社長のTwitterアカウントをフォローしておきましょう。

なぜこんなに買えないのか?

しかしこれだけ入手しにくいと

何でもっと手軽に買えるようにならないんだ?
今どきネットで販売しないってどうかしてるんじゃないのか?
これだけ人気があるなら日本酒はまだまだ大丈夫なんじゃないか?

などなど日本酒業界に対する疑問が多々出てきます。
その疑問に対する明確な答えではありませんが、なぜそのような状況になっているのかについて、またこれからの日本酒業界と新政酒蔵の課題について佐藤社長がインタビューに答えています。なかなか読み応えのある記事でしたのでご紹介致します。

日本酒の新境地に挑む2014.5.19
日本酒の新境地に挑む2014.5.23
日本酒の新境地に挑む2018.12.7
日本酒の新境地に挑む2018.12.11

ダイヤモンドオンラインより

しかし製造・営業・広報・経営と一人何役もこなしていかなければならない現状で、これだけ革新的なことを行なっているということは、よく考えると凄いことなんですね。

追記6月29日 頒布会3ヶ月セット販売情報

私は購入できたからもういいのですが、頒布会のスケジュールが全て終わってから販売をする店もあります。

その条件が非常に面白い店がありまして、とある店では新政やお酒に関するエピソードまたは川柳を募集して選考するそうです。いいですね。どんな選考基準なのかわかりませんが、地元の人限定というのもいいです。来年もそういう店が増えてくれると面白いですね。

また、とある店では6月30日までに日本酒を2,000円以上買った方を対象に抽選を行うそうです。店頭受け取りのみということです。

敗者復活戦のような印象を受けます。しかし多くの人はもう忘れているか諦めているはずです。まだ諦めずにこのチャンスを狙っていた方には朗報ですね。競合も少なそうなので当選確率も高いのではないでしょうか?