而今・十四代が定価で買える店
十四代

2019年に買った十四代と今後の買い方

十四代は美味しいです。どれを飲んでもハズレがありません。しかし買うまでの労力と金が異常に掛かります。また、美味しいのですが抱き合わせやポイント制の販売で購入総額を考えると「それは味と金額が釣り合ってないんじゃないの?」という場合も頻繁にあります。

定価単品だと値段以上の価値があるのですが、定価単品販売というのはほぼありません。抽選販売でも抽選のために何か買う必要があります。そこで今年は何本どうやって買ったか、それにどれくらいの金が掛かったかについて振り返りながら、2020年以降も引き続き買うのかやめるかについて考えようと思います。

2019年に買った十四代の種類と金額

  • 吟撰 1800ml(約7,000円)抱き合わせ1本
  • 中取り 純米 角新 1800ml (約20,000円)抱き合わせ5本

※両方とも特約店の定価販売です。

吟撰は安く買えるので毎年買っています。純米 角新は抽選抱き合わせ販売です。両方とも店頭販売です。以前はあらゆる十四代を飲みたくて年に8種類買っていたこともありましたが、今年は2本に落ち着きました。

十四代はそこまでして買う価値があるか

飲み慣れてくると、買うまでのハードルが高いので意欲が低下してきます。10月のネット定価販売に参加してみるとよくわかるかと思うのですが、かなりの数が販売されていました。しかし販売のタイミングがわからないので情熱がないと買えませんね。

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花陽浴にはそれに代わる酒がありますが、十四代にはありません。買う価値はあるのですが買うのが難しい。となると買う本数を減らそうということになりますね。

今までに買えた十四代とオススメ

  • 本丸
  • 極上諸白
  • 超特撰
  • 中取り 純米
  • 吟撰
  • 雄町
  • 愛山
  • 白鶴錦
  • 七垂二十貫

これらは今年も買えたのですが流石に金がかかってしょうがないので、買ったのは吟撰と中取り 純米だけでした。

オススメ

桃のような香りがする極上諸白です。

無理に買わなくてもいい十四代

手軽に買えるのなら何を買ってもいいのでしょうが、無理をして購入総額が高い十四代を買うと、飲んだ時に「こんなものなの?」と拍子抜けすることもあります。

本丸

無理に買わなくても居酒屋に行けば年中飲めます。毎月発売されているので取り扱いのある店を確保しておくと便利です。ラベルに詰日(酒を瓶に詰めた日)が書いてあるので、古いものは避けましょう。詰日は下記写真の製造年月日になります。

七垂二十貫

七垂二十貫は抱き合わせで買うにしても、プレミア付きで買うにしても、店で飲むにしても他の十四代より高額の場合が多いです。「高いけど買ってみようか!」と奮発して初めて買うなら期待が外れる可能性があります。居酒屋でご自身の口に合うか試してからか、運よく手軽に買える機会があった時だけ買った方がダメージは少ないのではないかと思います。

2020年以降十四代をどう買うか

買おうと思えば10本以上買うチャンスがあります。しかしそこに費やす金がハンパないです。十四代の販売は6本程度の抱き合わせで2万前後というのが標準的です。※種類によっては6本10万という抱き合わせもあります。写真は龍泉です。

しかも一般人に回ってくる銘柄は限られています。初めてのものだとテンションが上がるのですが、毎年同じものだと有り難さが薄れてきます。

今後は無理ない範囲で

無理のない範囲で買っていくというのが当たり前で簡単な結論です。しかしそれだと買いにくいのも事実です。とある酒屋は常時抽選をやっているので気軽に参加できるのですが、いつも行ける場所かというとそうでもありません。もちろん当たったことも何回もあるのですが、最近はハズレ続きです。

だとするならば、ポイント制の店で自分の好きな酒を買ってポイントを貯めるというのがベストなのでしょう。しかしそういう店に限って自分の飲みたい酒が扱われてなかったり、好きな酒がポイント対象外だったりするので上手くいかないのですね。

ということできっぱりと十四代を買うのはやめることにしようかなと思いながら、やはり美味しいのでやめられないわけです。しかし購入総額や他についてくる抱き合わせ酒を考えるとそろそろやめないといけないとも思うわけです。そこで今後は「飲んだことがない十四代を買うチャンスがあれば買う」というスタンスで、ポイントを貯めるために酒を買ったり、当たりもしない抽選のために酒を買うということもしないで、無理なく年に1本購入していこうと思います。

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